依頼内容

「イラストを使った衣装を着ている風にできないか？」との依頼を受けました。本来であればイラストがプリントされた衣装を用意し撮影を行いますが、衣装をゼロから発注するのはコストと時間がかかってしまうため、服にイラストを合成するレタッチを行いました。

提案・レタッチ内容

• 撮影写真の服の柄を消す
  （無地にする）
• イラストを服の柄になるように入れ込む
• ライティングの提案
• 人物の切り抜き・背景との
  合成

依頼を受けた時点ではクライアントのラフスケッチのみで、仕上がりのイメージしかありませんでした。そこで、スケッチを実現するために必要なシチュエーション、衣装、ライティングをご提案しました。
撮影した写真はスタジオでの撮影だったため、光が均一に当たっている状態でした。テーマが「夜」のため、実際に夜に撮影したように見えるよう、光の当たり方を調整しました。
レタッチ作業はとにかく手を加えればいいというわけではなく、さりげなさや、自然な印象になるように作業を行うことも大切です。

依頼内容

趣味で車のプラモデルを作成している方からのご依頼です。この車種に非常に強い思い入れがあり「せっかくだから写真に残したい」とご相談いただきました。車の生産国の風景と、橋を入れたいとのご要望でした。

提案・レタッチ内容

• 写真撮影
• 背景合成

今回は依頼者の自宅にて合成するプラモデルの撮影から行いました。背景写真は車の生産国であるイギリス現地の写真をご提案。合成後の車体への映り込みのことも加味して、プラモデルの撮影を行いました。
車体へのリアルな映り込み表現は、実際の反射・屈折などの光の理屈を知っているからこそ、再現することができます。

依頼内容

家具メーカー様から、カタログに使用する商品画像のご依頼です。カタログではさまざまなシチュエーションで商品の撮影を行いますが、セッティングにも限界があります。そこで、背景をAI生成した画像を使用し、商品画像の差し替えを行いたいとの依頼内容でした。

提案・レタッチ内容

• 撮影物の変更
• 背景の違和感を修正

AI生成された画像は、一部不足している箇所があったり、どこか違和感のあるものが多いため、不足している部分の描き足しを行っています。家具（ソファ）は実際の商品を撮影したものですが、撮影したそのままの写真だと、合成した際に違和感が出てしまいます。違和感を感じさせないよう、光を調整したり影を追加しています。背景画像に合わせて光や影を描き足すことで、実際に撮影したような、その空間にもとから存在しているように演出させることができます。

依頼内容

外壁材メーカー様から「昼景の写真を夜景にしたい」との依頼を受けました。提供いただいた写真は昼に撮影したものしかなく、外壁材の夜での見え方をつくりたいとのことでした。

提案・レタッチ内容

• 切り抜き
• コントラスト・色温度の調整

昼の写真を夜にするには、まず建物の窓をすべて切り抜き、家の中から滲み出る光を表現します。夜の表現はコントラスト・色温度の調整が肝です。全体のコントラストを落とすことで「夜らしさ」を出すことができます。ただ暗くすればいいというわけではなく、夜でも月明かりや街の灯りなど、何らかの光が必ずあります。適切な濃度、色温度に調整するだけで夜に見せることができます。